視察研修を実施しました!(9月20日)

西山協議会メンバーで視察研修を実施しました!コロナの影響でここ数年できていなかった視察研修。久々の開催となった今回は「木材利用」をテーマに、昨年度の利用間伐実施地、サントリー天然水の森きょうと西山の作業道、ホリモク㈱様の製材工場を視察しました。

まず初めに向かったのは、令和4年度に市の事業で間伐を実施したスギ林。この場所は作業道沿いなので、高性能機械を使って伐採しています。 ※伐採の様子は協議会インスタグラム(2022年11月16日投稿)でご覧いただけます。また、入り口付近に土場があり、府道に近い場所でもあるため、間伐して発生した木はできるだけ搬出し、製材工場やチップ工場に運んでいます。

次に向かったのは、サントリー天然水の森きょうと西山。ここはサントリーさんが整備をしてくださっている森で、今回は森林整備に欠かせない作業道を視察しました。きれいに整備されているので、非常に歩きやすいです。奥に続く道もこれから補修工事を実施されるそうです。トラックや機械が入っていけるようになって、整備もスムーズに進みそうですね。

西代里山公園にてお昼休憩を取った後は、城陽市にあるホリモク㈱へ。西山の整備で出た材のほとんどは、こちらの製材工場で製材し保管してもらっています。午前中に見たスギ林のスギもここに納品されています。

なかなか入ることのできない製材工場へ。

実際に製材されている様子を見学することができました。丸太が機械を通り、次々と板状にカットされていきます。

製材時に発生する端材は薪として活用しているそうです。普段は見れない製材の様子を間近で見ることができ、皆さんたくさん写真を撮っておられました。

またご厚意で、節があったところに枝でできたチップを詰める作業を体験させていただきました。パズルのようにぴったりとはまってお見事でした!

展示室にも案内していただき、様々な木製品を見せていただきました。西山産材活用の参考になりました。

最後には、名前がレーザープリントされた木のキーホルダーまでいただきました。

ホリモク㈱様本当にありがとうございました。お世話になりました。今回の視察を通して、委員の方々も様々な意見や思いを抱かれたかと思います。そういったものを森林整備構想などに今後反映させていけたらと思います。皆さん、一日お疲れ様でした!

西山森林整備推進協議会

難しい名前だけど、していることは身近なこと。 「つなげたいみどりの西山 未来の子らへ。」という想いのもと、私たちは京都・西山の森を守るために活動しています。