西山の間伐材が中学校の授業で使われました!

 「サントリー天然水の森きょうと西山」から搬出した間伐材が中学校の授業で活用されました!

  学生時代、技術家庭科の授業で木工製作をされた方も多いのではないでしょうか。その時使った木材の産地を覚えていますか?私も当時は全く意識していませんでしたが、おそらく外国産だろうと思います。安価な外国産材を使用した木工キットを使用されている学校がほとんどだと思います。

  せっかく西山が近くにあるのに・・・。森林整備で伐った木が余ってるのに・・・。ということで、今年度、長岡中学校が初めて西山の間伐材を使用した木工キットを導入されました!

   森林整備で出た間伐材ということで、もともと木材用として育てた木ではないため節は多いですが、それも勉強!ということで導入していただきました。

   技術の先生に、実際に使ってみた感想をお聞きしましたが、従来使っていたものと遜色なく、来年度も使いたいとおっしゃっていました。

   地元の子供たちが西山の材に触れ、森林整備や環境問題について学ぶ非常に良い機会だと思います。

   当協議会でも、木材の地産地消がもたらす経済及び環境への効果ということで三重大学渕上准教授に調査していただき、間伐材の利用促進を進めているところです。この取り組みはまさに地産地消の大きな第一歩です!今後、この取り組みが他の小中学校にも普及していくことを期待しています。

西山森林整備推進協議会

難しい名前だけど、していることは身近なこと。 「つなげたいみどりの西山 未来の子らへ。」という想いのもと、私たちは京都・西山の森を守るために活動しています。