大阪府立茨木高校による竹林整備が実施されました!(7月12日)

この茨木高校の竹林整備は、体育祭前のこの時期に毎年行われている取り組みです。

当協議会の構成団体である「NPO法人竹の学校」の指導のもと、竹林整備活動を実施し、搬出した竹は学校に持ち帰り、体育祭のマスコットの土台として利用されます。

昨年度は、コロナウィルスの影響で、少人数で搬出作業のみとなりましたが、令和4年度は、生徒約80名が参加し、伐採から搬出まで一連の作業を体験しました。

諸注意等の説明の後、各班に分かれて作業スタート!

実行委員班は団旗に使用するマダケを伐りに、他の班は土台用の孟宗竹を伐りに行きます。

切り倒しの作業は、竹の学校のスタッフさんに細かく指示を受けながら安全に十分注意して行います。倒れた後には「お~」という歓声と拍手が沸き起っていました。

切り倒した竹は4mの長さに玉切りし、枝を払います。

竹林からどんどんと竹が運び出されていきます。

トラックへの積み込み作業は、先生方も総出で見事な連携プレーでした。竹の学校さんが事前に準備してくださっていた竹も含め、約180本の竹が見る見るうちにトラックへ積み込まれ、茨木高校に運ばれて行きました。搬出された竹がどんなマスコットに変わるのか、出来上がりが楽しみです。

この活動を先輩方から受け継ぎ、事前の準備や打合せ、当日の進行など、この日のために尽力してくださった生徒会や体育委員をはじめとした茨木高校のみなさん、

そして、当日はもちろん、この日のために暑い中事前に竹を伐って用意してくださったり、先端部などの残った竹の後始末をしてくださったNPO法人竹の学校の皆さん、

ありがとうございました!

いろいろな方のご協力があってこそ、続けられている活動です。

竹を使うことが竹林の整備に繋がっていること、人の手が入ることで豊かな自然が守られているということ、そして身近な自然を守るために活動しているボランティアの存在を、若い世代に知ってもらう貴重な機会となっています。

西山森林整備推進協議会としても、この活動が続けられるように今後も連携をすすめていきます。

西山森林整備推進協議会

難しい名前だけど、していることは身近なこと。 「つなげたいみどりの西山 未来の子らへ。」という想いのもと、私たちは京都・西山の森を守るために活動しています。