今年も、大阪府から茨木高校生約80名が長岡京市内の竹林に竹を取りに来られました!
この活動は2016年にスタートし、当協議会の構成団体である「NPO法人竹の学校」のご指導のもと、竹の伐採から搬出までを体験されます。搬出した竹は学校に持ち帰り、体育祭のマスコットの骨組みに利用されます。
今年もお天気が持つか心配の中スタートしましたが、気温は比較的低く、途中少し小雨が降りましたが、ここ数年では最も活動しやすい天候の中での作業となりました♪(去年は途中で雷雨に…)
竹の学校 稲岡理事長のあいさつがあり、諸注意等の説明を聞いた後、いよいよグループに分かれて作業開始!
トラックが到着するまでの間に、竹を何本か伐採します。竹にロープをかけ、倒す方向を確認し、受け口に切り込みを入れていきます。そして、追い口からのこぎりを入れ、「パキパキッ」という音がしてきたらロープを引っ張り、倒れる方向を調整!うまく竹と竹の間に倒すことができたり、うまくいかず竹に引っかかってしまったりとさまざまでしたが、なかなかできない貴重な体験に、高校生もドロドロになりながら一生懸命取り組んでくれました。
トラックが到着したので、竹の学校さんが事前に伐ってくださった竹およそ200本を積み込んでいきます。この日のためにかなり前から準備して下さっています。
トラックに竹が載りきらないというトラブルも発生しましたが、およそ200本の竹が茨木高校へと運ばれていきました。最後まで怪我無く無事終了し、一安心。
竹を活用してもらえることは非常にありがたいことです。どんなマスコットが完成するのか楽しみです!
茨木高校のみなさん、本当にお疲れ様でした。そして、この日以外にも、事前に竹をきって用意してくださり、終わった後も、先端部などの残った竹の後始末をしてくださったNPO法人竹の学校の皆さん、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。
この活動は、竹を使うことが竹林の整備に繋がっていること、人の手が入ることで豊かな自然が守られているということ、そして身近な自然を守るために活動しているボランティアの存在を、若い世代に知ってもらう貴重な機会となっています。
西山森林整備推進協議会としても、こういった活動が今後も続けていけるように連携をすすめていきます。
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