大阪府立茨木高校が今年も竹取りを実施されました!(7月12日)

今年も、大阪府から茨木高校生約70名が長岡京市内の竹林に竹を取りに来られました!

この活動は2016年にスタートし、当協議会の構成団体である「NPO法人竹の学校」のご指導のもと、竹の伐採から搬出までを体験されます。搬出した竹は学校に持ち帰り、体育祭のマスコットの骨組みに利用されます。

今年は、非常に蒸し暑く、始まる前から汗びっしょりの生徒さんたち。(阪急の駅から竹林まで歩いて来られたので。)

竹の学校 稲岡理事長のあいさつがあり、諸注意等の説明を聞いた後、いよいよ作業スタート!

まずは、事前に竹の学校さんが用意してくださった竹を運んでいきます。この日のために100本近い竹をきって、長さを揃えて置いていてくださいました。

休憩もはさみながら、次はいよいよ伐倒作業です!

まずは竹にロープをつけて、受け口にきり込みを入れていきます。

ロープで倒れる方向を調整し、左右で力が均等になるように声をかけながら息を合わせて引っ張ります。倒れる瞬間は緊張感がはしります。「バサッ」という音と「おぉ~」という歓声があちこちで聞こえてきました!うまく倒せたみたいですね。

あとは、残りの竹の積み込み作業!って時に雲行きが怪しくなり、雷が鳴り始めたので、残りは大人に任せて生徒さんはこらさへ避難。そのあとすぐに豪雨になり、先生方はびしょぬれに。なぜか毎年竹取の日は天気が悪いです。今年は大丈夫かなと思っていましたが、やはり降られてしましました。

先生方の頑張りでなんとか作業は終了!今年は約210本の竹がトラックへ積み込まれ、茨木高校に運ばれて行きました。搬出された竹がどんなマスコットに生まれ変わるのか、出来上がりが楽しみですね。

茨木高校のみなさん、本当にお疲れ様でした。

そして、この日以外にも、事前に竹をきって用意してくださり、終わった後も、先端部などの残った竹の後始末をしてくださったNPO法人竹の学校の皆さん、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

この活動は、竹を使うことが竹林の整備に繋がっていること、人の手が入ることで豊かな自然が守られているということ、そして身近な自然を守るために活動しているボランティアの存在を、若い世代に知ってもらう貴重な機会となっています。

西山森林整備推進協議会としても、こういった活動が今後も続けていけるように連携をすすめていきます。

西山森林整備推進協議会

難しい名前だけど、していることは身近なこと。 「つなげたいみどりの西山 未来の子らへ。」という想いのもと、私たちは京都・西山の森を守るために活動しています。