毎年恒例!大阪府立茨木高校の竹取りが実施されました!(7月9日)

   今年も、7月9日に大阪府から茨木高校生約70名が長岡京市内の竹林に竹を取りに来られました!

    この活動は2016年にスタートし、今年で10年目となります。当協議会の構成団体である「NPO法人竹の学校」のご指導のもと、竹の伐採から搬出までを体験されます。搬出した竹は学校に持ち帰り、体育祭のマスコットの骨組みや団旗のポールに利用されます。

    竹の学校 稲岡理事長のあいさつがあり、諸注意等の説明を聞いた後、いよいよグループに分かれて作業開始!


   生徒が作業場所ごとに分かれて竹の伐採を行います。竹にロープをかけ、倒す方向を確認し、受け口に切り込みを入れていきます。そして、追い口からのこぎりを入れ、「パキパキッ」という音がしてきたらロープを引っ張り、倒れる方向を調整!うまくいかず竹に引っかかってしまうこともありましたが、なかなかできない貴重な体験に、高校生もドロドロになりながら一生懸命取り組んでくれました!倒せた後は使用するサイズに切り分け、枝払いを分担しながら行いました。


    生徒会執行部のメンバーで団旗用の竹の伐採を行いました!まずどの竹が適しているかを自分たちで見極めます。その後斜面を登って竹を切る人と下で切った竹の枝払い等を行う人に分かれて作業を行います。最初はノコギリの使い方に苦戦しますが、力を合わせながら切っていきます。スムーズに作業が進むように声を掛け合いながら行っていたため、積み込むトラックが来る前に目標本数の準備が完了しました!


    トラックが到着したので、竹の学校さんが事前に伐ってくださった竹も合わせておよそ200本を積み込んでいきます。この日のためにかなり前から準備して下さっています。

    200本の竹が茨木高校へと運ばれていきました。最後まで体調不良者や怪我人がでること無く無事終了し、一安心。


    竹を活用してもらえることは非常にありがたいことです。どんなマスコットが完成するのか楽しみです!

    茨木高校のみなさん、本当にお疲れ様でした。そして、この日以外にも、事前の打ち合わせや竹をきって用意してくださり、終わった後も、先端部などの残った竹の後始末をしてくださったNPO法人竹の学校の皆さん、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。

    この活動を通して竹を使用することが竹林の整備、ひいては森林整備につながること、人の手が入ることで豊かな自然が守られているということ、そして身近な自然を守るために活動しているボランティアの存在を、若い世代に知ってもらう貴重な機会となっています。

    西山森林整備推進協議会としても、こういった活動が今後も続けていけるように連携をすすめていきます。

西山森林整備推進協議会

難しい名前だけど、していることは身近なこと。 「つなげたいみどりの西山 未来の子らへ。」という想いのもと、私たちは京都・西山の森を守るために活動しています。